塗替え時期の目安
塗替え時期は、材質・場所により異なりますが、目安として下記をご参考下さい。
屋根チェック
初期劣化は、屋根面が白っぽく褐色します。
表面の保護塗装膜の防水機能が低下してきた状態です。
次第に水分を吸い込みやすくなりますので苔・カビの発生にもつながります。
以後時間が経つにつれ、屋根材本体の変形を生じ雨漏りにも繋がり、塗替え費用だけでなく屋根材自体の交換・防水、腐食した部材の交換など、莫大な費用を要します。
初期劣化を見つけたら塗替えご検討して下さい。
変色が見られたらご注意ください!
外壁チェック
外壁の塗装の劣化が始まるとチョーキングという、触ると手に白い粉が付着する状態になります。
塗膜自体が劣化して粉状になる現象で、防水効果が低下してきた状態ですので、雨水等しみ込み内部構造材を腐食させシロアリの発生の危険も生じます。
サイディング外壁材の場合、ジョイントにシールコーキングを打ち、防水性を高めてあります。このシール剤は経年劣化・伸縮し隙間が生じた場合 雨水等内部に入り込み内部構造剤を腐食させます。
5年という目安はありますが、シール剤伸縮状態なら早期補修をして下さい。
5年毎にご注意ください!
木部チェック
木材は水分を含有しており気候・温度・湿度の変化で絶えず吸収・放出と木材自体が呼吸している状態です。
この木材の呼吸による膨張・伸縮に塗膜が追随出来ないために、ウェザーチック・クラックなど割れや、剥がれを生じます。
塗膜に透湿性をもった塗料を使用し木材の呼吸に追随させます。木材の艶が引き始めたら注意して下さい。
塗装が剥がれてしまう前ですと、塗替えも綺麗に仕上がります。
艶が引きだしたらご注意ください!
鉄部チェック
紫外線・雨/雪による劣化で艶引きが生じ、やがてサビを発生します。
気泡のように塗膜が浮き出す毎の周期で塗替えをすると塗替え周期が延びます。
気泡のように塗膜が浮き出てきたらサビが出てきます!