外壁に使われているALCというパネルは、とにかく耐久性が高い壁材として注目を集めています。
その耐用年数は50年以上にもなると言われています。
これだけ耐用年数が長いと、特に外壁塗装する必要がないのではと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
耐久性があると言われているALCですが、実はこの壁材はパネル自体に防水性がないことから、塗装によって防水機能を付加させています。
つまり、ALCの外壁は通常パネルを取り付けた後に必ず防水のために塗装が行われているのです。
そして、この塗装はほかの外壁と同様紫外線や雨などの影響を受けて劣化するため、塗装がどんどん剥がれて防水性能も低下していきます。
放置することで壁から雨水などが入り込むような結果となり、建物が劣化したり雨漏り、シロアリが発生する可能性があるのです。
こうならないためにも、ALCは防水性を維持するために定期的な外壁塗装が必要となりますので注意しましょう。